インタビュー取材
山梨県南アルプス市に位置するウエストリバーオートキャンプ場、河西浩司オーナーです。
大小さまざまなコテージ、バンガローを揃え、水遊びや釣り、アスレチックなどのアクティビティーを充実させてたウエストリバーオートキャンプ場はファミリーキャンパーに大人気のキャンプ場です。
”ウエストリバー”の由来
南アルプスに向かう途中に「ウエストリバーオートキャンプ場」の看板が見えてきます。看板の通り川沿いを奥へ進んでいくととてもきれいに整備されているキャンプ場入り口に辿りつきます。まずはウエストリバーオートキャンプ場の設立に関して聞いてみました。
ウエストリバーキャンプ場はもともと父が立ち上げたキャンプ場なんです。「河西」という名前の「河」=リバーと「西」=ウエストからつけた名前で、父が亡くなった後も家族で経営してきています。河西さん
キャンプ場の真ん中に川が流れているので、川の名前などから命名されたのかと思いましたが、実はオーナーさんの名前からとっていたんですね。
大小さまざまな宿泊施設
とにかく気になったのが、大小様々なバンガローとコテージです。各バンガロー、コテージにはテーブルなども揃い、しかも一つ一つがとてもきれいで全て新品のようです。天気に左右されないアウトドアを安心して楽しむことが出来るのも家族連れに人気の秘密のようです。
もともとキャンプというのはどちらかというとサバイバルのイメージが強かったと思います。自然そのもので設備のないキャンプ場も魅力がありますが、特に初心者の方が初めてキャンプに触れるという時には少しハードルが高い場合もあると思うんです。けれども、実はお子さんも女性の方も綺麗な環境でキャンプを経験すると、その魅力をしっかりと感じることが出来るんです。ウエストリバーオートキャンプ場としてはそういった方でも、キャンプの魅力を感じていただくことが出来るようなキャンプ場作りをしたく、みんなで力を合わせて運営してきています。河西さん
なるほど、キャンプ初心者の人でも安心してキャンプの魅力を感じてもらえるようにというコンセプトだからここまで綺麗に維持されているんですね!
子供たちはコテージやバンガローよりもテントの方がワクワクしている感じはしますね。バンガローの横にテントを張っているキャンパーは、子供がテントに入ったまま出てこないで、そのままテントで寝るというシーンをよく目にします。バンガローやコテージは確かにきれいで女性のキャンパーさんには人気がありますが、子供にとってはテントが秘密基地のような感覚でうれしいんでしょう。どちらにしてもお子様も女性も、もちろん男性にとっても楽しめるキャンプ場として色々なスタイルのサイトを準備しています。河西さん
川遊び=ウエストリバーオートキャンプ場
幅広い方に楽しんでもらいたいというオーナーの想いは川遊びにも表れています。キャンプ場中央を流れる清流では、子供たちが安心して楽しめる【水遊びエリア】と、釣りを楽しむための【フィッシングエリア】と区切ってくれています。
オーナー自身も釣りを楽しむことからこういった作りになっているんでしょう。管理棟ではルアーも販売しています♪
実はキャンパーさんだけでなく、ルアーフィッシングをされる方たちにも有名なキャンプ場なんです。
整備された区画サイト
ウエストリバーオートキャンプ場は駐車スペースがキッチリと確保され、隣接する形で手入れの行き届いた芝生の区画サイトが基本。
これだけのサイトの芝生の手入れだけでも相当な手間がかかりますね。
隣の区画サイトとは、段差の高さを利用してプライベート感を確保。
各サイトはわかりやすく番号が振ってあります。テント+タープでも十分な広さ。
AC電源付のサイトも準備しているので、特に寒い季節のキャンプ、複数泊キャンプにはありがたいポイントです。
ファミリーキャンパーさんたちのために!
何とかハイシーズンまでに間に合わせることが出来ました。河西さん
ということで出来立てホヤホヤ♪ウエストリバーオートキャンプ場さん最新設備のアスレチック!これもなんと手作りなんです!
そしてドッグラン付のサイトまで準備されています。ペット連れキャンパーさんもキャンプを楽しむことが出来ます。
オーナーの「幅広い方にキャンプの良さを知ってもらいたい」という想いが形になっていますよね。
露天風呂、パウダールームまで|その他キャンプ場設備
まるで今年出来たばかりのキャンプ場ではないかと思う綺麗さ。水場、トイレの清潔感はもちろん、炭捨て場などキャンパーさんにとってはとても助かる設備もしっかりと備わっています。
さらにキャンプ場内に露天風呂まで完備していて、キャンパーさん目線のキャンプ場というのが至る所で見つかります☆
少しでも気持ち良く過ごしていただくために、日々の整備はみんなで頑張っています。特に冬場のキャンパーさんが少なくなっている時期には大掛かりでメンテナンスや新しいものを作ったりしているので、意外に冬も忙しくお仕事をさせてもらっています。今回のアスレチックは何とか今年のハイシーズンに間に合わせることが出来ましたが、ここでまたお子さん含めてファミリーキャンパーの方たちが楽しい思い出を残すことが出来ればうれしいですね。河西さん
管理棟には色紙がたくさん。有名人も多数利用している安心のキャンプ場です。
受付棟ではオシャレな暖炉が迎えてくれます。
ルアーを使った手作りストラップ。お子様との思い出を形に♪
ウエストリバーオートキャンプ場よりメッセージ
ウエストリバー河西オーナーのインタビュー最後に、メッセージを頂きました。ファミリーキャンパーさんが安心して過ごせるキャンプ場を創ってきている想いを更に強く感じることが出来ます。
実は・・・私たちウエストリバーオートキャンプ場はすべてのお客様に満足してもらえるキャンプ場は目指していません。キャンパーの方々がキャンプ場に求めるニーズは多種多様かと思います。そしてキャンプ場の魅力もそれぞれのキャンプ場、特徴がはっきり分かれていることではないかと考えています。
では、ウエストリバーオートキャンプ場はどんなキャンプ場を目指しているのか、それは・・・
「お子様に初めてのアウトドア&川体験をさせてあげたい!」そんなお父さん、お母さんにとって最高のキャンプ場であること”
この目標にむけてスタッフ一同日々がんばっています。是非、色々なキャンプ場を比較検討し、実際に泊まってみながらお客様にとって最高のキャンプ場を見つけてください。その比較検討するキャンプ場の1つにウエストリバーオートキャンプ場を加えていただければ幸いです。河西さん
取材:2017年4月~