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フローラキャンプサイト|インタビュー

インタビュー取材

フローラキャンプサイトはグランピングサイトでありながら、キャンプ本来の自然を満喫する魅力も備わるバランスがとれたキャンプ場。
2016年8月にオープンしたキャンプ場で、中尾オーナーファミリーが力を合わせて創り上げてきたという‟温かさ”も魅力の一つです。グランピングである為、当然4シーズンすべての季節に対応。これまでにないキャンプスタイルを味わうことが出来るでしょう。

「グランピング×本来のキャンプ場」=キャンプ本来の魅力残るグランピング

山梨県北杜市にあるフローラキャンプサイト。落葉樹のトンネルを上がると左側におしゃれな看板が現れます。近隣のキャンプ場オーナーさんにも「素敵なキャンプ場だよ」と紹介されるほど気になる存在、フローラキャンプサイトに到着です♪

フローラキャンプサイト2

看板のそばに車を止めると、グランピングのキャンプサイトが奥に見えてワクワクが止まらなくなります。と、同時にいわゆる「グランピング」とは少し違う「何か」も感じられます。

フローラキャンプサイト

中尾オーナーファミリーとお話して、ここにはグランピングという魅力だけでなく、キャンプ本来の自然を味わうという魅力もあるのが後からわかってきます。

“FLORA Campsite in the Natural Garden”の由来

デザイン会社設立、フリーイラストレーター、バイク便など色々なお仕事を経験されてきた中尾豊オーナー。全く異業種を経験しながらも、「やっぱりアウトドアが好き」という昔からの想いを形にしようと、2015年から準備が始まり16年8月に念願のキャンプ場をオープンしたばかり☆黒板のチョーク画像は次女の恵さん、海のデザインは中尾オーナーの描いたもの。どちらもクオリティ高すぎて感動です。

フローラキャプサイト
フローラキャンプサイト

‟フローラ”=「春の豊穣の女神」

中尾オーナー自ら入れていただいた美味しいコーヒーを頂きながら、フローラキャンプサイトが生まれるまでの流れに聞き入って、時間の経つのも忘れてしまいました。中尾ファミリーの温かさも感じつつ、笑いを交えての取材となりました。

フローラキャンプサイト4

FLORAは西洋でいう『春の豊穣の女神』という意味です。けれど元々この名前にしようと思っていたわけではなくて、日向山と孫の名前『葵』を掛け合わせて『ヒマワリ』って名前にしようと思ってたんです。けれどある朝気持ちいいなとバイクを走らせていた時に、ふと”フローラ”と思い付いたのがきっかけです。家族みんなに連絡したら全員賛成してくれてこの名前に決まりました。今後エステやカフェもやっていくことを考えているので、色々自然の中で提供していけるよう『in the Natural Garden」というのもつけています。中尾さん

「湧き水の里」山梨県北杜市

20年前にイラストレーターの仕事で八ヶ岳の反対側の甲斐大泉でペンションの壁画を描く仕事をしたことがあって、なんとなくその時からイメージはありました。中尾さん

北杜市は日照時間が全国的にも長く、晴れ率も高いエリアで、物件を探しているときの不動産屋さんの言葉「湧き水の里」が土地選びの大きなポイントになったそうです。また次女の恵さんが小淵沢に住んでいる友人に尾白川あたりをお勧めされていたのもあり、この土地でのキャンプ場が決まったそうです。

フローラキャンプサイト

そんな話を聞いていると、ふっと風が吹き、落ち葉が舞ってきました。一瞬の出来事でうまく撮影できませんでしたが、とても幻想的な空間に。水と同時に四季を感じられるのもこの土地の魅力ですね。

自然とグランピングのコラボ

キャンプ場を始める経緯についてお伺いすると、もともとグランピングをやろうとしたのではなく、『アウトドアの魅力をどんな人にも伝えたい』というオーナーの想いから生まれたことがわかってきました。

フローラキャンプサイト

もともとはトレーラーハウスとフリーサイトにしようと考えていたんです。土地が決まってキャンプ場準備をいよいよというタイミングでたまたまテレビでグランピングをやっていて、「これだ!」とピンときたんです。
若いころはテント背負って旅に出て、ほぼ野営のようなキャンプばかりしていました。自転車で秩父や奥多摩へ行って、フライシートを組み合わせて屋根にして、つなぎ目にポンチョをおいて防水して。火を起こす加減もわからず前髪燃やしたり、職質受けたり(笑)
その後家族が出来て、少しずつ居住性の良いテントに変わりましたが、日々の仕事で疲れてやっとの休日にキャンプに来たのに、設営して撤収して、、、なんか疲れてしまいますよね。パッとキャンプに来て、キャンプの一番美味しいトコ取り出来ればなぁ、ってどこかで思っていた時にグランピングを知ったので、つながったのだと思います。
なので実は『グランピング』というつもりなく、あくまでキャンプの良いところのみを体感できるものを提供したい、というのが強いですかね。火起こしとかもやっぱり楽しんで欲しいし、アウトドアをしっかりと楽しんで欲しいですから♪中尾さん

フローラキャンプサイト

調理器具も一通りそろっていて本当に便利。それでいてシンプルにまとめられています。
ダイニングテーブルにはおしゃれなナイフやBBQ用串もありカッコイイ!
コンロもあるので焚火スペースでもコンロでもレシピに合わせてアウトドア料理を楽しめます。

初心者でも道具を持っていなくてもアウトドアの体験をして、キャンプの良さを体感して、キャンプを好きになって貰えたらうれしいですね。中尾さん
と中尾ファミリー全員同じ想い。
そのため設備は充実していますが、過剰にグランピング寄りということもなくとてもバランスよく感じます。

フローラキャンプサイト

個人的に注目したのは、オーナーお手製のキッチン棚。手作りということから、自然と調和していて素敵なんです。
必要なものはすべて揃っていながら、強調し過ぎていないおかげで野営派のキャンパーでも満足できると思います。

グランピング

とはいえ、やはりグランピングということで常設テントの中も気になりますよね。フローラキャンプサイトでは常設テントにキャンバスキャンプのモノポールをチョイス☆

フローラキャンプサイト

始め違うテントを準備したんですが、結露とか考えてこれに変更になりました。この光の感じが良いですよね。中尾さん

コットン生地が光と影のバランスを綺麗に演出してくれて、ぬくもりも感じることが出来ます。入口を入ると真正面の中心に石油ヒーターが置かれていて、秋から冬にかけてもポカポカ過ごすことが出来ます。年末シーズンにかけて数泊予約してクリスマスツリーを飾って盛り上がるのも最高ですね!

インテリア

石油ストーブだけでなく、ラグ、座卓などテント内で長い時間過ごしたくなってしまうほどの居心地の良さ。実際ずっとテント内でボードゲームをやって盛り上がっているグループキャンパーさんもいるそう。実際1泊だと勿体ない感じです。

フローラキャンプサイト

ほとんどのキャンパーさんが口を揃えて言うのが「えっ冷蔵庫もあるのっ!?」。私も言ってしまいました。
空気清浄器もあるので、更に快適。そして意外に現代人に必要なコンセント。スマホ充電などに活用させて頂きました。

ベッドには常設コットと寝袋を配置しています。一度コットで寝てしまうと通常のマットに戻れないかも。。。

フローラキャンプサイト

大きなベッドを置いているグランピングサイトもありますが、「キャンプ本来の魅力を味わう」ということではこっちの方が個人的には好きです。

キャンプを楽しむ

焚き火スペースにはトングなども揃い、キャンプの醍醐味である焚火を存分に味わえます。
また薪ストーブ(レンタル)はダイニングでの歓談に重宝されます。冬キャンパーが増えてきているのは、みんな薪ストーブの温かさを知っているからかもしれません。調理もできますよ。

フローラキャンプサイト

サイト内を彩る装飾関係は恵さんと美鈴さんの担当。強調し過ぎることなくおしゃれな空間を生み出してくれています。

すべて娘たちに任せています。こういうものは男が口出しちゃいけないんです(笑)。中尾さん

フローラキャンプサイト
フローラキャンプサイト

「キャンパーさんが元気になって帰っていくのが最高」

フローラキャンプサイト
フローラキャンプサイト

虫がダメだったわけではないし、始めアウトドアが嫌いだったわけではないけれど、巻き込まれて今では一緒にやっています(笑)来たときはすごい疲れているお客さんもお見送りした際に別人なくらい元気になっている、すごい笑顔になっているというのが一番うれしいですね。奥さま 弥生さん
とおっしゃるのは奥さまの弥生さん。感激するほど美味しいほうとうもご馳走になりました。

ヨガや華道をやっているので自然が好き」という三女の美鈴さんは華道家に関して資格もお持ち。中尾オーナーがキャンプ場をやりたいと言ったときには二つ返事で「いいよぉ~(^^♪」と一緒に来たそうです。
今後フローラでのエステも展開していきたいとのこと三女 美鈴さん

フローラキャンプサイト
フローラキャンプサイト

ここで癒されたというのが伝わってくるのが最高。実際喜んでくれているのを実感できるときが嬉しいです。次女 恵さん
という次女の恵さん。
フローラの綺麗な装飾なども美鈴さんと一緒にやられています。クリスマスの装飾なども楽しみです。

フローラキャンプサイトの天使、葵ちゃん。
サイト内をペタペタと歩く姿はキャンパーを癒してくれます。

フローラキャンプサイトのビジョン

フローラキャンプサイト

できるだけここにある木や草を残しておきたいと思っています。実はこの周りは木苺もすごい生えています。トゲがあるのである程度残してジャムにしたり、『自然とグランピングのコラボ』といった感じでしょうか。
今後はエステ、カフェ、ピザ釜、燻製ガマ、ドラム缶風呂、など少しずつ発展させて、来る度に新しい発見があるのも面白いかもしれませんね。
フローラに来たばかりは仕事が抜けきれない状態でも、ここへ来たことでリフレッシュされてたと喜んでもらえるのが何より最高ですよね。インスタや、口コミサイトに評価コメントが入っているのを見るとキャンパーさんに喜んでもらえたっていう実感できてさらに嬉しいよね。
中尾さん

とご家族みなさんと楽しそうに話されていました(^^♪

取材後記
キャンプイズムとしては初めてのグランピングサイト。けれどなんというか、『準備とかおもてなしが大好きなキャンプ仲間が先にキャンプ場に着いていて、そこに合流した」という感覚、、? ‟グランピングとキャンプの良いトコ取り”です。
テント内も本当に綺麗で、秋も深まってきていたのにも関わらず、寒さを感じることもなくゆったり過ごすことが出来ました。
またオーナーファミリー全員の人柄も、フローラキャンプサイトの魅力ではないでしょうか。常にみなさん笑顔で、こちらも自然と笑顔になってきます。次回は数泊ゆっくりと過ごしたいと感じ、キャンプ場を後にしました。

基本情報・クチコミ



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