タープの選び方
タープ選びの3つのポイント ①扱いやすさで選ぶ ②一緒に行く人の人数で決める ③虫嫌い?
タープはテントに並びキャンプサイトを快適な空間にするために必要なアイテムの一つです。
キャンプ初心者にとってはタープの設営などが難しく感じられるかもしれませんが、コツを掴めば意外に簡単だったりします。
タープには大きく分けてヘキサタープ、スクウェアタープ(レクタングラータープ)、シェルタータープに分けられます。それぞれの特徴からキャンプスタイルにフィットしたタープを選びましょう。
アウトドアブランドではコールマンやスノーピークなど大手だけでなく、タトンカタープやTAKIBIタープのようにコットン生地を使ったものなどオリジナリティあふれるものも出てきています。価格だけでなく、こだわって素敵なキャンプスタイルを作っていきたいですね。
タープの種類と特徴
ヘキサタープ
ヘキサタープは2~6本のポールを使用して建てます。このタイプが一番多いかもしれません。テントにドッキングするなど使い勝手がメリット。ポールが多くなればなるほど、空間も広がり、強度も増していきますので、購入する際には価格だけでなくポールの本数など確認が必要です。(スノーピークなどメーカーによってポールが別売りの場合もあります。)デザイン重視で選ぶ人が多いのもこのヘキサタープ。少人数には十分の空間を演出出来ます。
レクタングラータープ・スクエアタープ
レクタングラータープはスクウェアタープとも言います。6本のポールを使用して建てます。大きい面積が特徴のため、大人数でのキャンプに最適で、テーブルとチェアを持ってきてダイニングにすると落ち着いて食事も出来て最高です。サイズにもよりますが、5人以上のキャンプに行くことが多い場合はレクタングラータープがお勧めです。また両サイドを下すことで大雨や風の対策にもなります。
デメリットとしては、大きい分、混雑しているキャンプ場など広いスペースを確保出来ない場合は設営出来ないということ、価格が比較的高価なものが多いということです。
スクリーンタープ・シェルタータープ
スクリーンタープは蚊帳のようなメッシュで4面を囲っています。テントとひとつになっているものもありますが、独立したタイプが売られています。この中にテントを張ることで冬のキャンプにおいて少し暖が増します。夏にはもちろん虫よけとして活躍出来ます。入口を閉めることも可能。またドームテントを張る要領で設営出来るのもメリット。レクタングラータープ、ヘキサタープ共に設営に慣れが必要になります。
デメリットとしては出入りの際の自由度がヘキサタープ、レクタングラータープほどは得られない点。
タープ選び3つのポイント
①扱いやすさで決める
扱いやすさを優先する人には間違いなくヘキサタープが最適です。設営の簡易さは3種類の中で一番です。家族や、子供づれなど、お父さんが頑張って設置するにはヘキサタープがよいと思います。ポールの数が2本のタープはさらに簡単に設営出来ますが、強度などの問題も出てきます。はじめからポールが2本しか入っていないものもあり、追加で購入することになるかもしれないのでチェックです。またヘキサタープは比較的安価に手に入ります。
②一緒に行く人数で決める
大人数にはレクタングラーがお勧めです。8人くらい入っても問題ないものなどがあり、たとえ4,5人でもとにかくゆったり過ごしたい人向き。ただヘキサより価格が高く、建てるには慣れも必要で、みんなで協力していく必要があります。まあ、それもキャンプの楽しみの一つですが。
もうひとつ問題があるとすれば、設置スペースです。林間のキャンプ場などサイトにスペースが確保できないところでは当然設置することが出来なくなります。その問題をクリアすれば一番気持ちよいスペースが確保できます。
③虫嫌い?
スクリーンタープを選ぶ人のニーズとしては虫が寄ってこないスペースを確保したいというのがあります。3面がメッシュになっていて、入口も閉めることが出来ることから、虫嫌いの女性などにはこれがよいです。ただ、4,5人程度までなので大人数には二つ必要になります。価格で考えるとヘキサよりか少し高額なものが多く出回っています。