「キャンプといえば、焚き火で料理!」
薪の炎で豪快に肉を焼く……そんなワイルドな姿に憧れてキャンプを始める方は多いはず。
でも、ちょっと待ってください。
いきなり全ての料理を焚き火でやろうとすると、高確率で「生焼け」か「丸焦げ」の悲劇が待っています。
今回は、キャンパーの神器とも言えるカセットコンロ「Iwatani タフまるJr.」と、ロマンあふれる「焚き火調理」。どっちがどう良いのか?初心者はまずどっちを信じるべきなのか?
それぞれのメリット・デメリットを徹底比較して、その答えを出します。
1. 小さな巨人「Iwatani タフまるJr.」のここが凄い

もはや説明不要のベストセラー。家庭用のカセットコンロをアウトドア仕様に進化させ、さらにソロ〜デュオ向けに小型化(Jr.)した名機です。
メリット:圧倒的な「失敗のなさ」
- 風に負けない:「ダブル風防ユニット」のおかげで、キャンプ場の強風でも火が消えません。
- 火加減が自在:「とろ火」から「強火」までツマミ一つ。お米を炊くのも、スープを温めるのも失敗知らず。
- ダッチオーブンも置ける:小さいのに耐荷重は10kg。重たい鉄鍋もガンガン乗せられます。
- 燃料が安い:コンビニでも買えるCB缶(カセットガス)なので、燃料切れの心配ご無用。
デメリット:雰囲気は「家」
- 見た目がどうしても「キッチンの延長」になりがち(無骨なオリーブ色や黒を選べばカッコいいですが!)。
- 冬場などの極寒環境では、ノーマルガスだと火力が落ちることがある(パワーガスを使えば解決)。
2. ロマンの塊「焚き火調理」の現実

揺らめく炎で調理する時間は、何物にも代えがたい「キャンプ感」があります。
メリット:最高の「スパイス」になる
- 高火力で焼ける:瞬間的な火力はガス以上。ステーキの表面をカリッと焼くなら焚き火が最強です。
- 暖を取りながら作れる:冬場はストーブ代わりになり、お湯を沸かしておくだけでも暖かい。
- 何より楽しい:火を育てる行為そのものがエンターテインメントです。
デメリット:初心者を襲う「煤(スス)」と「ムラ」
- クッカーが真っ黒になる:鍋底に煤がこびりつきます。家に帰ってからの洗い物がかなり大変です。
- 火加減がムズすぎる:「ちょっと弱火で」が通用しません。気づいたら焦げているか、火が消えているか。
- 時間がかかる:薪に火をつけて、炭(おきび)になるまで待つ……お腹が空いている時は地獄です。
結論:初心者は「ハイブリッド」を目指せ!
どっちが良いか?
Campismの結論は、「メインはタフまるJr.、サブで焚き火」です。
これこそが、初心者が失敗せず、かつキャンプ気分も味わえる黄金比です。
失敗しない使い分け術
- ご飯・汁物・煮込み → 「タフまるJr.」
火加減が重要な料理や、ススで汚したくない鍋はガスにお任せ。スイッチ一つで確実にご飯が食べられます。 - 肉焼き・湯沸かし・炙り → 「焚き火」
シンプルな焼き料理や、汚れてもいいケトルでのお湯沸かしは焚き火で。マシュマロ焼きや、ソーセージを炙るなどの「おつまみ」担当にするのが正解。
まとめ

「タフまるJr.」は、あなたの胃袋を守る頼もしい相棒。
「焚き火」は、キャンプの夜を彩る演出家。
どちらか一つに絞る必要はありません。
まずはタフまるJr.で確実に美味しいご飯を作り、食後のゆったりした時間で、焚き火でお湯を沸かしてコーヒーを飲む。
そんな贅沢な使い分けこそが、2026年流のスマートなキャンプスタイルです。
