インタビュー取材
国道141号線を清里方面へ北上し、「おいしい学校」を過ぎて少し細い道を上がっていくと右側に可愛いロゴマークの看板が出てきます。
”大自然に抱かれたキャンプ場 WOODPECKER”の名の通り、自然がそのままの形で残されたような空間、ウッドペッカーキャンプ場に到着です。入り口にはアウトドア心をくすぐるランタンが出迎えてくれました♪
※映像内にある常設テント(レンタルテント)は現在ございません。
まずキャンプ場入り口に位置する受付棟にて創業当初のお話を聞かせていただきました。
オープンは1985年になるからもう30年位キャンプ場やってるかなあ。当時サラリーマンとして日々忙しく過ごしている中で、癒しを求めて自然を満喫できるようなところで生きていきたいと想うようになったのがキャンプ場を始めたキッカケですね。新藤さん
新藤オーナーが31,2歳のころにキャンプ場をスタートしてから30年ほど続いているキャンプ場にくると本当に自然に抱かれている安心感、癒しを感じることが出来ます☆
「大人の落ち着いたキャンプ場」というコンセプト
ウッドペッカーキャンプ場、新藤オーナーのコンセプトは、「大人の落ち着いたキャンプ場」です。
日々忙しい人が来た時に本当にのんびりできるキャンプ場を創りたかったんです。だから、キャンプ場は必要最低限の設備かもしれないけど、とにかく静かな環境を残したかった。そのコンセプトに共感したキャンパーさんがリピートしてくれるのがキャンプ場をやっていて一番嬉しいことかもしれません。新藤さん
行った人は共通して”自然の音”を聞くことができます。風が木々の間を通る音、そして鳥のさえずり。それ以外の音は耳に入ってきません。本来人間が求めていた環境を五感で感じることが出来る気がします。
キャンパーさんはソロキャンパーから、女性だけのグループ、また60歳以上のリタイア組、ハーレーなどのバイクに乗って訪れる人達などなど幅広いのですが、共通しているのはゆっくりと静かに自然を満喫したいという気持ちです♩
キャンプ場周辺はどこまで続いているのかわからないほどの森林が広がります。自然の中に囲まれたウッドペッカーキャンプ場に泊まると、小鳥の声で目が覚めるほどの環境で、「生まれて初めて小鳥のさえずりで目覚めたよ」と喜ぶキャンパーさんが多数いらっしゃるとのこと。
触れ合えるキャンプ場
ウッドペッカーキャンプ場について色々お話を伺っていると、新藤オーナーはちょくちょくこの表情を見せてくれます。本当に自然を愛しているのがこの表情から伝わってきて、温かい気持ちになれます。
この日は今シーズンオープン直前ということでキャンパーはいませんでしたが、事前の下見に来られている方々がいらっしゃいました。
新藤オーナーはお子さんと「自然の授業」を。
松ぼっくりの開いているのと、閉じているのとあるけど、何んでかわかるかな? 実は閉じているのはまだ水分が残っているもの、そして開いているのは乾燥しているものなんだよ。新藤さん
ここら辺は野生のリスも暮らしていて、松ぼっくりの松の実を食べるんだ。真の部分が残っているのは”森のエビフライ”と呼んでいるんだよ~。新藤さん
確かにエビフライに似た感じになっていました。キャンプ場の個人経営は場所選びから大変だったというお話を伺いましたが、キャンプ場オーナーと色々お話させていただける機会があるのは嬉しいポイントかもしれませんね。
懐かしさを感じるキャンプ場
ウッドペッカーキャンプ場の区画サイトは丸太で区切られたサイト。区画サイトでありながら人工的に区切られたような圧迫感はなく過ごすことが出来ます。サイト一番端は渓谷を見下ろす感じのロケーション。
本当は林間に渓流があるようなロケーションを探していたんですが、なかなかそういったロケーションは見つからず、個人でキャンプ場をやるにはハードルが高いことがわかりました。最終的にここに行きつきましたが、木々に抱かれたサイトを気に行ってくれるキャンパーさんも多く、できる限りそのままの形を残していきたいですね。新藤さん
見学しているとどことなく懐かしい感覚になってきます。それは高規格キャンプ場ではないからこそ感じることが出来ることかもしれません。
炊事場・トイレ
ウッドペッカーキャンプ場のトイレ、炊事場は場内真ん中あたりにあります。濃いモスグリーンで、森の中で強調されない存在。毎日オーナー自ら清掃を行い、清潔に保たれているため、キャンパーさんたちの評判も◎。
バイクコース・レンタサイクル
キャンプ場入り口にあるMTB(マウンテンバイク)コースは大人でも楽しめるアトラクション♪
更にレンタサイクルを借りればキャンプ場奥の林道から山を登るコースも楽しめます☆体力に自信がある方はどうぞ(^^)
取材後記
ウッドペッカーキャンプ場は、昔子供のころ親に連れていかれたキャンプ場のような懐かしさを感じるキャンプ場でした。 またインタビューをしながら時々見せる新藤オーナーの笑顔がとても印象的で、インタビューをしながらも自然を満喫していて、その表情からは昔から変わらない童心さえもうかがえます。若いころからの夢を実現した温かい自然のキャンプ場、どちらかというとグループでワイワイやるタイプのキャンプ場ではなく、ゆっくりと本当に静かに自然を満喫したいキャンパーにお勧めだと感じます。
山梨県にあるウッドペッカーキャンプ場のコンセプトは、「大人の落ち着いたキャンプ場」。カラマツとヒノキなどの林間キャンプ場で、風と鳥の鳴き声以外何も聞こえないような静かな静かな環境。 「日々忙しく過ごしている人が来た時に、本当にゆっくりできるように必要最低限の設備にして、静かな環境を残したかった」と...
山梨県にあるウッドペッカーキャンプ場のコンセプトは、「大人の落ち着いたキャンプ場」。カラマツとヒノキなどの林間キャンプ場で、風と鳥の鳴き声以外何も聞こえないような静かな静かな環境。 「日々忙しく過ごしている人が来た時に、本当にゆっくりできるように必要最低限の設備にして、静かな環境を残したかった」と...