ogawa ピルツ19【360VR】オガワ|10人泊まれる巨大な要塞
「グループキャンプで、全員が雑魚寝できるようなデカいテントが欲しい」。
「でも、設営に時間はかけたくないし、雨撤収も楽な素材がいい」。
そんなワガママな要望を全て飲み込むのが、ogawa(オガワ)の「Pilz 19(ピルツ 19)」です。
10人用という規格外の広さを持ちながら、設営はポール一本という手軽さ。
さらに、T/C素材ではなくあえて「ポリエステル」を採用することで、雨への強さとメンテナンスの楽さを手に入れた、実用性最強の大型幕です。
その圧倒的なスケール感を、360度VRで体験してみましょう。
「42cmの壁」が生む、無駄のない大空間
ピルツ19の凄さは、単に床面積が広いだけではありません。
地面から42cmの高さまで垂直に立ち上がっているため、テントの端までデッドスペースにならず、有効活用できます。
コットを壁際に並べても頭が当たらないため、10人という収容人数は決して大げさではありません。まるでモンゴルのゲルのような、円形の巨大なリビングルームが出現します。
雨でも安心! 便利な「ひさし」機能
大型ワンポールテントの弱点は、雨の日の出入りで雨が吹き込むこと。
しかし、ピルツ19は出入り口の幕を巻き上げる際、サイドの生地を残すことで「ひさし(サイドスカート)」のような屋根を作ることができます。
これにより、雨の日でも入り口を開けて換気ができ、靴の脱ぎ履きも濡れずに快適。日本の気候を知り尽くしたogawaならではの親切設計です。
化繊だけど涼しい、完璧なベンチレーション
ポリエステル素材は熱がこもりやすいのが難点ですが、ピルツ19は換気対策も万全です。
頂上部と下部、さらに出入り口にメッシュパネルを装備し、下から空気を取り入れて上で逃がす「煙突効果」を実現。
頂上のベンチレーターは室内からロープで開閉できるため、急な雨でも外に出る必要はありません。
テント内360度VR
※ 「10人用ってどれくらい広いの?」「立ち上がりがあるとどう違う?」その答えはVRの中に。矢印をタップして、見上げるような天井の高さや、大人数で囲めるフロアの広大さをチェックしてみてください。
ogawa ピルツ19 スペック詳細
グループキャンプやイベントのベース基地としても活躍する、モンスターテントの仕様です。
・対応人数: 10人(2〜3家族でのシェアや、大量の荷物を置く長期滞在にも)
・重量: 約17.6kg(幕体14.7kg、ポール2.9kg)
・サイズ: 対角460cm × 高さ330cm(ボトム立ち上がり42cm)
・素材: フライ=ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、ポール=スチールφ32mm
・特徴: 頂上部・上部・下部ベンチレーター、サイドスカート付き出入り口、グランドシート取り外し可能。
・付属品: 張り出しポール、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋
まとめ
ogawaの「Pilz 19」は、大きさ・手軽さ・実用性のバランスが取れた稀有なテントでした。
これほど巨大でメンテナンスが楽なワンポールテントは、現在ではなかなか見つかりません。もし手に入れることができれば、グループキャンプの主役として長く活躍してくれるでしょう。
※現在入手困難な場合のおすすめ代替モデル
Pilz 19は現在廃盤となっており、入手が困難です。
ogawa製品で、同等の広さと存在感を持つ大型ワンポールテントをお探しなら、現行モデルの「Gloke 16 T/C(グロッケ16 T/C)」がおすすめです。
・Gloke 16 T/C(グロッケ16 T/C): ピルツ19の実質的な後継と言える、9人用の大型ベル型テント。素材はT/C(ポリコットン)になり重量は増しますが、サイドの立ち上がりがさらに高く(72cm)、居住性はピルツ19を凌駕します。薪ストーブも使えるため、よりオールシーズン快適に過ごせる「現代の要塞」です。










