キャンプの設営や焚き火で活躍する革手袋(レザーグローブ)。丈夫で熱に強い道具ですが、雨に降られたり、洗い物をしたりして濡れてしまうと、乾いた後にカチカチに硬くなってしまいます。指が曲げにくく、使い物にならなくなったように感じますが、捨ててはいけません。革製品は正しいメンテナンスをすれば、何度でも柔らかく復活します。
なぜ革は濡れると硬くなるのか

革の中には、もともと油分が含まれています。この油分が繊維の間に入り込み、滑らかさを保っています。
しかし、水に濡れると、革の繊維が水分を含んで膨らみます。そして乾燥する時に、水分と一緒に油分まで蒸発して抜けてしまいます。油分がなくなった繊維同士がくっついて固まるため、カチカチになるのです。
硬くなった革手袋を復活させる手順

硬くなった手袋を元に戻すには、抜けてしまった油分を補給してあげる必要があります。以下の手順で行います。
1. 汚れを落として「陰干し」する
泥やススで汚れている場合は、ブラシで払うか、固く絞った濡れ雑巾で拭き取ります。
一番重要なのは乾燥です。直射日光に当てたり、ドライヤーで急激に乾かしたりするのは厳禁です。革が縮んで変形し、さらに硬くなります。風通しの良い日陰で、完全に乾くまで2〜3日待ちます。
2. 保革オイル(ミンクオイルなど)を塗る
完全に乾いたら、革用の保革クリームやミンクオイルを塗り込みます。ホームセンターの靴売り場やカー用品店で手に入ります。
手袋をはめた状態で、指先から手のひら全体に、マッサージするように塗り込みます。体温でオイルが溶け、革の奥まで浸透しやすくなります。
3. 一晩寝かせて、余分なオイルを拭き取る
オイルを塗ったら、すぐに使わずに一晩ほど風通しの良い場所に置きます。時間をかけることで、繊維の奥深くまで油分が行き渡ります。
翌日、表面に残ったベタつくオイルを乾いた布で拭き取れば完了です。
ニベア(ハンドクリーム)でも代用できる?
専用のオイルがない場合、人間の肌に塗るニベアなどのハンドクリームでも代用は可能です。
成分が似ているため、一時的な応急処置としては十分に効果があります。ただし、革専用ではないため、長期間の保存には向きません。シミやカビの原因になることもあるため、あくまで緊急用と考え、基本は専用オイルを使います。
育てれば育つほど手になじむ

メンテナンスをして使い込んだ革手袋は、新品の時よりも柔らかく、自分の手の形にフィットします。
濡れて硬くなるのは、革が生きている証拠です。手間をかけて手入れをすることで、世界に一つだけの相棒になります。
「手袋なんて、ホームセンターの軍手で十分でしょ?」 キャンプを始めたばかりの頃は、誰もがそう思います。安くて、どこでも買えて、汚れたら捨てられる。 でも、もしキャンプ、焚き火を本格的に楽しみたい、ブッシュクラフト(薪割りなど)もいろいろやってみたいということであれば間違いなくレザーグローブ(...
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グリップスワニー HERITAGE GLOVE|あらゆるキャンプシーンに馴染む万能グローブ 焚き火に料理、設営や撤収…キャンプでは何をするにも手を使います。そんな時に欠かせないのが「キャンプ用グローブ」。なかでも長年アウトドア好きに愛されているのが、グリップスワニーのHERITAGE GLOV...
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