キャンピングカーあれこれ

キャンピングカーあれこれ

日本でも、キャンピングカーを見かけることが増えてきました。実際キャンピングカーはどんな特徴があるのか、メンテナンスやコスト、選ぶ時のポイントなどをみていきましょう。

キャンピングカーってどういった種類があるの?

キャンピングカー

キャンピングカーの定義と機能

キャンピングカーは自家用乗用車ではなく「特殊用途自動車」であり、税金は安いことが多く、自賠責保険料も扱いが異なります。法的にキャンピングカーと認められるには、細かい要件を除くと以下の3つを備えていることが必要です。
・乗車定員の3分の1以上の大人用就寝設備があること
・10リットル以上のタンクをもつ洗面台等と排水設備があること
・炊事設備があること
また、キャンピングカーには自走式と牽引式という2つのタイプがあります。

キャンピングカー

自走式キャンピングカー

自走式は各種設備と走行部分が一体となったものです。市販のバンに設備を取り付ける「バンコン」やトラックにキャンプ設備を乗せる「キャブコン」、マイクロバスをベースにした「バスコン」などの種類があります。全長が12m以内かつ定員が10人以内であれば普通免許で運転が可能です。

バンコン

キャンピングカー

キャブコン

キャンピングカー

バスコン

キャンピングカー

牽引式キャンピングカー(トレーラーハウス)

牽引式は、自走ができない、各種設備を有したトレーラーを車両と連結させて移動し、目的地で使用するものです。キャラバンやトラベルトレーラーとも言います。走行中は宿泊等の使用はできません。全長が12m以内かつトレーラーの総重量が750kg以内ならば普通免許で牽引が可能です。これを超えると、牽引免許が必要となります。

キャンピングカー
キャンピングカー
キャンピングカー



最近人気のキャンピングカー

軽自動車を改造してキャンピングカーにするタイプは、軽自動車の規格内に収まっていれば税金等について軽自動車扱いを受けられることもあり、増えてきていています。街や高速道路で見たことがある人もいるのではないでしょうか?
トイレや冷蔵庫、エンジン切っても使えるエアコンなどの設備は任意です。希望に合わせて、夢が膨らみますね!

キャンピングカー
キャンピングカー
キャンピングカー

キャンピングカーライフ&使用上の注意

キャンピングカーがあればどんなキャンプライフを送れるのでしょうか。

・テントが不要で、到着後すぐにレジャーや食事ができる
・自家用乗用車より大きな遊具等をたくさん積める
・寒い時期や夜でも車中で快適に過ごすことができる
・昼でも夜でも清潔なトイレやシャワーを利用できる
・天気が多少悪くてもキャンプに行ける
・車内に設備が揃っていれば、キャンプする場所の自由度が高い
などなど。便利な設備が一式揃っていますので、外部環境によらず快適に過ごすことができそうです。更にテントを希望するなら張ればいいですし、選択肢が広がりますね。

キャンピングカー

ただし注意点として、キャンプ場を予約する際には、キャンピングカーであることを伝えておき、入場や設営の可否を確認しておく必要があります。キャンピングカーが大型である場合は、道中に乗り入れできないような狭い道がないかも注意が必要です。給排水もマナーやキャンプ場のルールに従いましょう。
※写真提供:BGRさん


メンテナンスや維持コストはどんな感じ?

維持コストについては、車検と税金・保険料、保管コストを考えます。
車検は2年に一度実施します。キャンピングカーだからと言って大きく検査内容が異なることはなく、乗用車に加えて特殊用途車両の要件を満たす設備の確認をすることになります。

税金・保険料のうち、自動車重量税は車検時に課税され課税主体が国であり全国同じです。税額は重量によりますが、自家用乗用車と同じか、安くなることが殆どです。自動車税は1年に一度課税されます。課税主体が地方自治体であり、自治体が一定の幅で税率を変えられるのでそれぞれ差はありますが、こちらも自家用乗用車より若干安く済みます。逆に自賠責保険については、24か月で数千円高くなります。補償を厚くするなら任意保険が必要なのは自家用乗用車と同じです。

なお、キャンピングカーの種類(キャブコン・バスコン・牽引式等)によっても金額は変わってきます。
ちなみに、キャンピングカーで放浪生活をすると、所得があれば所得税と住民票おいてある地方の住民税は支払わなければならないので注意です。


キャンピングカー選択のポイント

キャンピングカー
キャンピングカー
キャンピングカー

キャンピングカーは先述のように色々な種類がありますし、サイズや設備のオプションも様々です。以下のような要素を参考にしてみてください。
・使用する人数:夫婦だけか、子供や友人とよく使うのかを考えて、定員数を決めます。
・乗る人の体質や体の大きさ:子供用の就寝設備や子供の成長を見越したサイズにする、腰の悪い人なら乗り心地を大切にする、など選択肢があります。
・使い方:キャンプ場として整備されていないところを回りたいなら一通りの設備が必要ですし、温泉などを回りたいならシャワーは不要と考えられます。
・販売会社:先述のとおり、キャンピングカーは設備のメンテナンスが不可欠です。買いきりではなく、その後も信頼してメンテナンスをお願いできる販売店で買うことをお勧めします。


トレーラーハウスに泊まれるキャンプ場も!

定年後の夫婦が購入するなど、近年キャンピングカー市場は拡大をしています。購入が難しくても、レンタカーを利用することもできます。購入前に試してみるのも一手です。キャンプ場の中にはトレーラーハウスに泊まれるところもあります。キャンピングカーで、テントキャンプとはまた異なるキャンプスタイルが楽しめそうですね。