安全管理を徹底して楽しいキャンプを

キャンプの危険

キャンプの危険を知って安全なキャンプを

キャンプは楽しいけれど、危険もいっぱい。しっかりと危険予測をして、安全なキャンプライフを楽しみましょう。

火の危険

火の管理は誰もが気を付けることですが、意外にキャンプでの火の管理がしっかりと出来ていない人がいます。
まず第一に、風が強い日は焚火をするのは危険です。想像以上に火の粉が遠くまで飛んでいき、山火事までいかないまでも、他のキャンパーさんのテントに穴お空けてしまうという危険も潜んでいます。
また、焚火に火がついているのに、トイレなどでサイトに誰もいない状態を作ってしまうケースも多々あります。キャンプ場の地形によっては、風がなかったのに突然突風が吹くこともありますので気を付けましょう。
就寝時も重要で、炎が上がっていないからといってテントの中に入ると、風が吹くことで火が復活したり、温度の非常に高い灰が周りに飛んでいくこともあります。火消壺に入れて完全消火するなど、必要以上に安全を確認してから寝るようにしましょう。

テントの設営場所

特に川沿いのキャンプで考えなくてはいけないのがテントの設営場所です。
プライベート感を保ちたいということから、川の中洲にテントを張って事故になったケースというのもあります。
また、山側の急な斜面横にテントを設営するのもお勧めしません。どしゃくずれとは言わないまでも、こぶし大くらいの石が落ちてくるだけでも大けがにつながってしまいます。
基本的にキャンプ場はそういった危険場所には事前にテントサイトを設けないようにしていますが、中にはフリーサイトとして、好きな場所にどうぞというところもあります。「万が一」を常に想定した設営場所を選びましょう。

体調管理と子どもたちの監督

キャンプ場は、特に子どもたちにとって遊ぶ環境としては最高の場所。時間が経つのを忘れて遊び続けることで脱水症状になったり、熱射病にかかてしまうことも。
常に水分補給と木陰を意識して過ごせるようにしましょう。
また、敷地の外は自然そのものの森というキャンプ場もあります。子たちはその境目を理解できないでどんどん森に入っていってしまうこともあります。あるいは場内を流れる川遊びに夢中になることもあるでしょう。特にグループでのキャンプでは「誰かがみてくれている」という考えが事故につながってしまいます。必ず親の目が届く範囲で遊ばせるようにしましょう。

虫やムカデなど

キャンプ場で蜂に遭遇することは多々あります。慣れていないと蜂が飛んできた時に驚いて手で払おうとしたり、慌てて逃げようとする人もいますが、逆に攻撃されていると勘違いされてしまい、襲ってきます。蜂に遭遇した際はじっと過ぎるのを待ちましょう。(すでになんだかの刺激を与えてしまった場合はゆっくりと後すざりして危険が去るのを待つようにします。また蜂などは色の濃い服に対して敏感になるといわれています。(一説にはクマと勘違いするらしい)そのため、できるだけ白など薄い色の服を着るようにしましょう。

ムカデは山のキャンプ場よりも海のキャンプ場に多く見られます。蚊やブヨとは違って目立ちますが、朝起きて外に出ようとして靴を履いた際に中に侵入していることがあります。靴を履く際にはカカト側にとんとんと振って、虫やムカデが入っていないことを確認するようにしましょう。



ランタン・コンロの危険

ほぼ当たり前なことになりますが、ガソリンランタンなど、火を使ったランタンをテント内で使うのは危険です。一昔前はテントも通気性がよく(?)大丈夫だったということもあるようですが、近年のテントは気密性が高くなり、かなり危険を伴います。テント内で使うランタンは必ずLEDランタンの電池式にしましょう。

コンロも同様にテント内でお湯を沸かしてラーメンを食べるというのも危険です。ランタン、コンロともに酸素を大量に消費しますので、絶対にテント内での使用はやめましょう。

更にガス欠の際にも注意が必要です。

特にホワイトガソリンを使用する際には危険が潜みます。ホワイトガソリンの補充の際に、燃焼が終わっていても本体が十分に冷えていないで新しい燃料を足そうとすると爆発するリスクがあります。燃料バルブを開くと同時に内部の高圧気化ガスが放出されるからです。その瞬間爆発することもあれば、新しい燃料を注いだとたんに炎が走り火傷することがあります。

十分に冷えているのを確認してから行いましょう。

軍手に潜む危険

火を扱う際の手袋・軍手にも危険が潜んでいます。基本的に火を扱う際には必ず手袋か軍手を使った方が安全ですが、一歩間違うとそれが問題になることもあります。

まず確認した方がよいのがその素材です。木綿や麻など自然の繊維のものは大丈夫ですが、化学繊維を使用したものは焚火の熱、熱く焼けた石を触ると一瞬で溶けて手に張り付いて火傷をおってしまうことにつながります。滑り止めのイボイボがついた軍手を使用することも多々あると思いますが、同じ理由でイボイボが溶けて火傷につながってしまうこともあります。

また、軍手や手袋を濡らして使うのも危険です。濡らしていると安全なイメージがありますが、やはり熱い石などを触ると瞬時に高温の水蒸気が発生し、その中に手を入れている状態となり大やけどにつながることもあります。

食べ物の管理

特に夏場でのキャンプは、いつも以上に食べ物の管理が重要です。
想像以上に食べ物の鮮度が落ちていき、食中毒になってしまうリスクがあります。キャンプ場は基本的に街から離れているので、万が一食中毒になってもすぐに病院に行くことが出来ません。しっかりとしたクーラーボックスを準備することも大切ですが、「食材を残さない」「たくさんの食材をもっていかない」ということも大切です。
また、食材を放置したまま長時間その場を離れたり、就寝することはやめましょう。キャンプ場という管理された土地でも、野生動物がやってくることは当たり前のようにあります。必ず食材は密閉されたクーラーボックスに入れるなどして、野生動物が集まることの無いように管理しましょう。