信州伊那谷キャンパーズヴィレッジに行ったらぜひ注目していただきたいのがバイオトイレです。このトイレは、水を使わず、し尿や生ごみを肥料に変えることが出来る「未来のトイレ」で、臭いも気になりません。
鈴木オーナー 「始め水洗にしようかと思ってましたが、勉強すればするほど自然環境を壊しているのがわかってきたんです。いくら浄化しているとはいえ、浄化した水を川に戻すというのはどうしても嫌でした。だって子どもたちはこの川で遊ぶんですよ。ここは飲めるほど綺麗な水が流れているところなのに、それを壊すのが許せなかったんです。」
実は槍ヶ岳などの有名山小屋でも導入するようになっているというエコトイレ(‘◇’)ゞ排水のことを普段から考える機会ははあまりないと思います。けれども、ここでは水洗トイレが実は当たり前でないということも含めて、トイレに行くたびに考えさせられます。
貸し切り家族風呂は大小2種類あります。家族で一緒に入れるお風呂にしたいという鈴木オーナーの想いがここにも見られます。
絵本からアウトドア関連の本など様々な本が所狭しと置いてあるライブラリー。入口にはソファーもあり、好きな本をもって風を感じながら読書も素敵です。また雨の日にも重宝されます♪
マウンテンバイクのレンタルもしています。キャンプ場の敷地がとても広く、高低差もあるので楽しめます♪
ミニミニショップはドリンク、雑貨、キャンプ用品など様々なアイテムがあります。中でも長野特産のリンゴジュースは注目♪
数種類の炊事場はシンプルでありながら清潔感ある感じ。中には空ビンを使って装飾されたおしゃれな炊事場も♪
朝活気があるのが「護美の駅」”ゴミステーション”です(*’▽’)単にゴミの分別をするのではなく、なぜ分別するのか、そしてそれぞれのゴミが資源になっていく流れも理解しながらの分別。なんとすべてのプラスチックとビニールをリサイクルしています!昨晩キャンプファイヤーを楽しんだ場所は炭捨て場。たばこの吸い殻を入れるなんてもってのほかですっ(‘◇’)ゞ
これを経験しなくては信州伊那谷キャンパーズヴィレッジを語れないっ!?(*’▽’) 大盛り上がりのキャンプファイヤーは大人も子ども盛り上がる参加型っ。
鈴木オーナー 「キャンパーズヴィレッジではみんなで小さな良いことをやっていくこと、そしてその連鎖を伝えていきたいですね。人として自然を大切にすること、隣の人と仲良くなること、その二つを感じられる人になって欲しいんです。」
単に綺麗、盛り上がる、だけでなく自然を大切にすることの意義など、色々深い時間です( ..)φメモメモ 教育的に子どもへのメッセージではなく、その背中を見せる大人の姿勢が大切だと感じました。
「ここのキャンプ場すっげー!いままで行った中で最高だわ!空気感が違う…。建物が半端ない!カッコイイ!」と言っていたのは何とキャンプ場に来ていた小学4年生(゚Д゚)ノ
鈴木オーナー 「これまでキャンプ場をやってきて最高の褒め言葉かも」
信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ最大の魅力の一つは、『空気感』だということは、ここにきたキャンパーさん全員が感じることかもしれません。
鈴木オーナー 「やっぱりここに来た人が喜んで帰ってくれるのが一番うれしいかな。キャンプ病対策で始めたキャンプ場だけど(笑)、帰りがけに『楽しかった!ありがとうございました、また来ます!』と言ってくれたときには、最高ですよね。」 そんな中あるキャンパーさんのエピソードを教えていただきました。
鈴木オーナー 「冬にキャンプしにくるようになったファミリーのリピーターさんなんですが、ここに来る前までは高規格キャンプ場しか行ったことがなかったらしいんです。色々な高規格キャンプ場を回ってきて、最終的にここに来てくれたんですが、そのあとから他に行けなくなったとおっしゃてくれたので、理由を聞いたんです。そうしたら、『これまでのキャンプでの写真を撮っても笑っていなかった子どもが、ここで撮った写真だけは本当の笑顔を見せてくれたんです』ということでした。こういったキャンパーさんの声を聞いていると、本当に自分の役割を果たせていると感じることが出来て、心からありがたいと思いますよね」
ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ【インタビューVol.1】|長野県
ACN 信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ