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あぶくまキャンプランド|インタビュー

インタビュー取材

福島県田村郡小野町にあるACNあぶくまキャンプランド。「わんぱく小屋」など子供が夢中になるキャンプ場は、新堂オーナーの子供心から生まれました♪震災を乗り越えてキャンパーさんとの温かいつながりを大切にしてきたキャンプ場は、県外からもリピートされる気持ちよい林間キャンプ場です。

台風が近づき曇り空からたまに青空が覗く天気の中、ドローン空撮とオーナーインタビューにお邪魔しました。新堂オーナー、奥様の真由美さん、次女の加南子さん、看板犬のクマくんが笑顔で迎えてくれました。

あぶくまキャンプランド

あぶくまキャンプランドの立ち上がり

あぶくまキャンプランド

まずは、元々東京でサラリーマンをされていた新堂オーナーにキャンプ場を立ち上げた頃について伺います。

キャンプやスキーが大好きで子供が小さい時から家族でよく出かけていました。自分でもキャンプ場を出来たら楽しいだろうなと夢を見るようになり、土日の度に土地探しに出かけるようになったんです。当時、脱サラしてキャンプ場を始めた人がいると聞いたり、ピーク時の混雑したキャンプ場を見てこれなら自分でも出来るんじゃないかと。平日の事は考えず安直ですよね(笑)新堂さん

あぶくまキャンプランド

23年前の立ち上げ当初、東京から来た若い新堂さんファミリーを地元の方達は「大丈夫なのか?夜逃げするんじゃないか」と心配されたそうです。

最初は候補地ではなかったんですが、土地を紹介してくれる方がいて、ここに通っているうちに気に入りました。雑木林が好きだったこと、傾斜地だったこと、周囲にはあぶくま洞などの観光スポットもあったので良いなと思いました。当時は広告も雑誌に載せてもらうことすら大変でした。なかなか認知してもらえるまでが大変で、始めのうちは季節労働者もやってましたよ。ここ10年くらいで娘がホームページ作ってくれたり、リピーターさんも増えてきてくれて。今振り返ればあっという間でしたね。新堂さん

あぶくまキャンプランド

はじめは本当にやるイメージしてなかったです。娘たちも小学生でしたし。でも毎週末に土地探しに行ってたから段々と現実味を帯びてきて。
『とにかく雑木林のキャンプ場がいいよね!』というところで見つけられたのがここです。真由美さん

あぶくまキャンプランド

確かに夫婦お二人がこだわった雑木林は程よい光が差し込む気持ちの良いサイトになっています。

もともと虫が大嫌いでした。リピーターさんと触れ合えるようになって、本当にここが好きで来てくれる人と話せるようになると、それを肌で感じて、このキャンプ場仕事の意味がわかってきた気がします。加南子さん

あぶくまキャンプランド

「あぶくま」から取った「くまくん」(^^♪もともとセラピー犬ということで、人懐っこくおとなしく、キャンパーさんたちに愛されてます。ドローンにも驚くことなく興味津々でした♪

あぶくまキャンプランド

いざという時のために結構寝てるんです。さすが元狼(笑)新堂さん

わんぱく小屋=あぶきゃんのシンボル

あぶくまキャンプランド

子供たちに人気の『わんぱく小屋』は新堂オーナー力作(*^-^*)あぶくまキャンプランドのシンボル!

ちなみに自宅もセルフビルドで建てました。那須のこっこランドさんやサンタヒルズさんにも手伝ってもらってね。真由美さん

近隣のキャンプ場さんとも仲良くしている新堂ファミリー。あぶくまキャンプランドにあるバンガローなども基本的に手作り。自然を感じる雑木林に、手作りだからこそ馴染んでいる建物がとても綺麗に手入れされていて魅力的です。

あぶくまキャンプランド

一番上まで来るとあまり見ることが出来ない景色を味わうことが出来ます。大人でも結構な高さを実感します。安全のため網もついているので子供も安心。ドローンで観る景色を実体験できますよ。

あぶくまキャンプランド

あぶくまキャンプランドのサイトは傾斜を利用した林間区画サイト。各サイトが傾斜に合わせてランダムに造られているので、自然とプライベート感が保たれています。とにかく気持ち良い林間サイトというのも人気の理由です。

オーナー自作のバンガロー

あぶくまキャンプランドのバンガローはさまざまな形のものがあります。それもそのはず、オーナーの手作りだからです。外観が独特というだけでなく、バンガロー内もいくつかの楽しめるポイントがあります。

あぶくまキャンプランド

バンガローのベッドは子供たちが喜ぶように忍者っぽくしてみたり、色々楽しめるように考えています。新堂さん

おかげで本当掃除しづらくて困ってます(笑)
真由美さん

一日中楽しめる遊具もたくさん♪

あぶくまキャンプランド

こどもたちが喜んでいるのは、オーナーの「子供心」

スモークBOXやライブラリーなどもオーナー手作り。

あぶくまキャンプランド

他のキャンプ場でよいところはついつい真似したくなるんですよ。新堂さん
と言って遊具やスモークBOXだけでなく管理棟にあるランタンコレクションや、パズルなどを拝見させていただきました。

あぶくまキャンプランド

『ゲームを置きたい』とか、子供なんですよ!発想が。何でもかんでも置きたいものどっかから持ってきて(笑)加南子さん

本当この人子供なんですよ(笑)。どんどん新しいの買ってきちゃうし。けど意外に子供たちがそれ使って遊んでるんです。本とかパズルとかもキャンパーさんが持ってきてくれたりもして、どんどん増えてます。。。(笑)真由美さん

「たくさんの人に支えられてきて感謝の気持ちでいっぱいです」

キャンパーさんが笑顔で楽しんでくれた時やキャンパーさんとふれあえた時が一番やってて良かったと感じますね。
2011年に起こった東北大震災の際、この地域も風評被害にあい、お客様は当時8割減りました。しかし『近くまで来たから顔を見に来たよ』と寄ってくれたり、土日にしか来られなかったキャンパーさんが平日に来てくれたりと沢山の方に支えていただきました。皆さんの優しさが本当に嬉しかったです。それがあったから前を向けたんだと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。新堂さん

あぶくまキャンプランド

福島=原発というイメージになって、枯れ葉があるだけで『ありえない』となってしまいました。線量計持って見学しにきた人もいたくらいです。
けど、すべてマイナスではなくて、そんな時だからこそあぶくまキャンプランドを盛り上げようといったキャンパーさんがきてくれるのを目の当たりにしました。人の温かさを肌で感じることができたんです。私たち以上にここを好きな人が来ているという実感が本当に嬉しく思います。真由美さん

取材後記
新堂オーナー、真由美さん、加南子さんとも終始笑顔でお話してくださいました。
受付には子供が夢中になりそうなパズルや昔懐かしいゲームがあり、新堂オーナーがちょこちょこ買い足したり、手作りしたりで増えいっています。『子供なんですよ〜笑』と奥様と次女さんが声を揃えると、嬉しそうに笑うオーナー。本当に仲の良いご家族です^ ^
キャンパーさんに支えられてきたという想いを伺いましたが、今では圏央道も通り周りの県以外でも、神奈川などから来られるキャンパーさんも増えてています♪ぜひ新堂ファミリーの温かいキャンプ場を味わってほしいと思いました☆
取材:2016年9月

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